美術展・博物館

大原美術館展

2016年03月29日

2016-03-27-17-34-05

国立東京美術館の「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」へ行ってきました。

4月4日までなので、駆け込みです。

展示終了期間が近づくと混みがちですが、今回はそんなことありませんでした。
日曜日の16:30ころに行ったからかもしれません。
とっても空いていて、しっかりじっくりマイペースで見学することができました。

大原美術館については、全く知らなかったのですが、なかなかのコレクション。

ルノワール、モネ、ロートレック、ピカソ、デ・キリコ…
1900年前後の作品が充実していました。

この時代に、実業家である大原孫三郎が、画家としてフランスへ留学していた児島虎次郎のセレクトで集めたものです。

しかも、ルノワール本人に注文して描いてもらったとか、モネから直々に買い取ったとか、当時の空気を感じるようなエピソードがすごい!

当時、日本人が世界中の誰もが知ってるような大画家と直接やりとりしていたなんて…

今回の目玉である、エル・グレコの受胎告知。
これは、1600年前後の作品。
児島虎次郎がパリで見つけ、「すごいの見つけた!!!これは買うべき!!!」な勢いで進言。
それに応えた大原孫三郎「グレコカエ カネオクル」と即答したとのこと。

とんでもない値段だったらしいですが、こんなものを衝動買いできた大原孫三郎の財力おそるべし。

しかし、あの時代にフランスと日本の間でこのスピーディなやりとりってどうやってたのかしら?
「グレコカエ カネオクル」は電報っぽいけど、国際電報があったのかしら?

とにかく、日本にエル・グレコの作品が存在すること自体が奇跡とのことでした。


日本画家の作品もたくさん。
児島虎次郎の作品も飾ってありました。
「和服を着たベルギーの少女」
滝川クリステル似の少女の着物があざやかで大胆な筆致が印象的な絵でした。
さっき作品リストを見ていて、児島虎次郎の作品と知りました。
題名みて、どんな作品だったかすぐ思い出せたくらい印象的な絵でした。
グレコみつけたり、ルノワールと交渉したり、こんな素晴らしい絵描いたりと大活躍ですな!

大活躍しすぎて、疲れて47歳で亡くなってしまったそうです…


棟方志功の作品もありました。
うまい!うますぎる!の十万石饅頭の人です。
埼玉ローカルですいません。
地元なもので…

十万石饅頭の包みで見慣れているので、棟方作品はとても懐かしい感じがするのです。


他にも、古代エジプトの出土品や、ここ数年の間に制作された作品などもありました。


ミュージアムショップでは、恒例の図録を購入。

それ以外に、iPhoneケースとTシャツを買ってしまいました。

IMG_0727

IMG_0731

この、やる気のないタッチのエル・グレコの受胎告知に惚れましたww

同じタッチで他の作品のものもあって、どれもいい感じだったのですが、両方エル・グレコのにしちゃいました。



大原美術館は倉敷にあります。
行ってみたくなりました。





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ブルガリ展行ってきました

2015年10月20日

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先日の三連休の初日、土曜日にブルガリ展へ行ってきました。

連休の上野公園はめちゃ混んでいました。




ブルガリ展は上野の東京国立博物館の表慶館で開催されています。
上野公園の外れの方なので、混み具合がすこしだけ緩和されていました。


それでも、チケットを買うとき、
「ブルガリ展は混雑しています!ご了承ください!」と、誘導の方が。

チケット売り場はそれほど混んでいませんでしたが。


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入り口もそんなに混んでいませんでしたが。

同じく上野公園にある国立西洋美術館と東京都美術館はよく訪れるのですが、博物館は初めてです。
表慶館なんて建物があることすら知りませんでした。

洋風な美しい建物ですね。
ブルガリのお店みたいです。

建物の前には三越にいそうなライオンが鎮座しています。
このライオンたちも片方は口を開いていて、片方は閉じていました。
ライオンでも阿吽?

中に入ってみると、入ってすぐは混んでいました。

奥へ進むにしたがって、人もばらけてくるので、それほどストレスなく見学できました。

ガラスケースに入った宝石たちは、しっかりケースの目の前でないと見えません。
ひと粒ひと粒の輝きは、かぶりつきでないと楽しめません。

ひとの流れをうまくよけながら、空いてるところから見ていく戦法で、じっくり見ることができました。

もうね。
キラキラがハンパないです。
特にダイヤモンド!

いろいろな形にデザインされたアクセサリーたちですが、ど真ん中のどどーんとどデカイダイヤは当然素晴らしいのですが、そのまわりを飾るパーツのダイヤも相当デカイです!
輝きも色も透明感も最高級。

パーツのひと粒だけでも、そこらではなかなかお目にかかれないサイズなのです!

そんなダイヤをふんだんに使ったアクセサリーがズラリと圧巻でした。

私は昔から透明でキラキラしたものが大好物なのです。
子供の頃、道端のガラスの破片とか拾って、缶に入れてコレクションしてましたからww

カラスか!って感じですねww

ガラスの破片なんて危ないですって?

扱いに慣れた私からすれば、ガラスで手を切るなんて考えられないわww

ダイヤモンドをふんだんに使ったアクセサリーが好みなのですが、エメラルドも大粒なものが揃っていました。

でもねー。
エメラルドって、キズがあるのが当たり前ですからね…

大粒なだけに、キズが目立ってしまうのが言葉どおりにタマニキズ。

キズがあると透明感が失われてしまいます。

みどりもあざやかで、極上のエメラルドなのはわかるのですが、大粒なだけにキズも目立ってしまう…

エメラルドって気難しいですね。

キズのないエメラルドを見てみたい…

そして、ブルガリさん。
エメラルドとルビーの組み合わせがお好きなようです。

この組み合わせはなぁ。
補色ですよ。
反対色ですよ。
クリスマスしかイメージできないですよ。

やっぱり主役にも脇役にもなれるダイヤが好き。

ダイヤモンドの無色の光は、どの色の宝石にもあいます。

最後の最後に展示されていた大粒サファイアとダイヤモンドのネックレスと指輪は圧巻でした。

さすが今回の目玉です。

でも、私は入り口付近にあった展示が一番好みだったかなぁ。

混んでたけど、もっと粘ってじっくり見ておけばよかったです。

目玉のサファイアとダイヤモンドのやつは、最後なので人が少なめでほとんどストレスなく見れましたのでご安心を。
しっかりじっくり心ゆくまで楽しめると思います。


ブルガリ展。
最高でした。
もう一回行きたいです。



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表慶館を出て中庭を歩いていると羊の像が。
未年だからじゃないですよね?
来年は猿になってたりしないですよね?


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モヒカンの狛犬?にみちびかれて、東洋館へ来てみました。

チケットは特に提示しませんでした。
共通チケットだったのかしら?

しくみがよくわかっていません。

東洋館もなかなかの展示。

1Fは中国の仏像。
石でできた彫刻がたくさん展示されていました。

上にも展示があるようです…
ものすごく上の方まである!!??

調べてみると、地上5階、地下1階、それぞれに展示物があるようです。

2Fは西アジア。
ミイラがいました!!!

面白くなってきた!
と思ったところで、閉館とのこと…

西アジアのさわりまでしか見学できませんでした…

東京国立博物館、奥が深いです。

いろいろな建物がありましたが、全部観て回れるのでしょうか。
とても一日じゃ回りきれませんね!





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諸橋近代美術館 ☆ダリコレクション☆

2015年09月01日

2015年6月28日(日) 〜その2〜

諸橋近代美術館のダリ・コレクションを観てきました。

CMで見て気になってたんです。
このための裏磐梯旅だったのです!

土地勘がないので、なるべく美術館に近いホテルにしたのですが、まさかの隣!!
歩いて行ける距離でした。

でも、相変わらずの雨だったため、クルマで移動。

外の道へ出て美術館の方の駐車場へ移動しました。

P1180802

ステキな建物です。
庭もステキ。

ヨーロッパのお城みたいです。

P1180811

P1180806

自然豊かな土地柄、トータルで作り込まれています。

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池のハスがモネの睡蓮みたいです。

雨なのが残念でなりません…
お天気だったらどんなに美しかったことでしょう。

P1180814

諸橋近代美術館のシルエットのマット。

P1180815

ハイキングついでの方も多いのでしょう。
美術品に虫問題は深刻ですね。

チケットはお一人950円ですが、インターネット割引券で50円引きの900円になりました。


ダリコレクションは彫刻も充実しているようで、彫刻だけならば写真撮影OK…

だったのは昔の話。
今は全ての撮影が禁止されていました。
残念無念!!!

ダンナ氏とそれぞれカメラ持って入ったのに、フタしたままの見学です…

入ってすぐ目の前に広がるのは彫刻コレクション。
独特なダリ作品ですし、大作も多いので、入った瞬間からダリワールド炸裂です。

なのに写真撮れないなんて…

しっかり目に焼き付けなくては…

目の前の彫刻コレクションは後回しにして、まずはこの日までの企画展の「アメリカが愛したダリ」の展示ルームへ。

万博のプロデュースやショーウィンドウのレイアウトなど、絵画や彫刻だけでないダリの多彩さがうかがえます。

そして、どれもこれも独特!
意味不明のおもしろさ!

もれなくついてきた音声ガイドを聴きながら、じっくり観ていきました。





じっくり観すぎました!

諸橋近代美術館のダリコレクションなめてました!

作品数かなりあります!

しかもダリの作品て、じっくり考えながら観ないとわからないトリッキーなものも多いので、半分くらいで疲れ果ててしまいました…

途中からは音声ガイドなしでさらーっと。


ルノアール、シャガール、ピカソ、ユトリロ…
ダリだけではなく、他の画家の近代美術作品もなかなか充実してました。

彫刻コレクションもおもしろかったです。
入り口入って目の前にある宇宙象。
もう、タイトルからしてナゾww

キリン並に脚の細長い象の背中にクリアな四角錐がのっています。
このクリアな四角錐は樹脂製のため、ちょっと黄変してました。
ガラスだったらもっとキレイだったのかなぁ。
ガラスだと重くて細い脚の象では支えられないのかしら。
黄ばんじゃってるのは残念だけど、樹脂の軽やかさがこれじゃないとなって感じがしました。

ミュージアムショップも小さいながらなかなかの品揃え。
物欲を刺激します。

買いませんでしたが、クリムトやゴッホ、ミュシャの絵柄の傘もステキでした。

P1190005

私が買ったのはゴッホのバッグハンガー。

7Kgまでいけるようです。
これはかなりしっかりした作りですね。

キーホルダータイプなので、バッグにぶら下げておけます。

P1190004

あと、ヒトメボレで買ってしまったのが、宇宙像のタオルハンカチ!

ど真ん中のデザインです。
色合いも宇宙像の配置も完璧です。

手触りも柔らか。
いい買い物をしました。


諸橋近代美術館、あなどれません。

しっかりじっくり時間をとっていくべきところでした。

ぜひまた訪れたいです。






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ウフィツィ美術館展

2014年12月07日

金曜日、上野の東京都美術館で開催中のウフィツィ美術館展へ行ってきました。

ダンナ氏とは上野で待ち合わせ。

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↑東京文化会館ロビー

先に着いた私は、東京文化会館のロビーのベンチで待っていました。
イベントがないのか、とても空いていました。

ダンナ氏が来たので、一緒に東京都美術館へ。

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↑スターバックス

東京都美術館前のスターバックスは広くておしゃれです。
一回も入ったことないですけどね。

BlogPaint
↑変身しちゃう?

紅葉が色づいてました。
頭にはっぱをのせた人がいました。
タヌキか?化けるのか!!??

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↑東京都美術館

東京都美術館のウフィツィ美術館展。
2014年12月14日までです。
駆け込みです。

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↑レストランIVORY

美術館展の前にランチにしました。

誕生日が近かったので、豪華にIVORYで。
とてもステキなレストランです。

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↑スパークリングワインとビール

窓の外のイチョウがきれいに紅葉していました。

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↑サラダ

前菜のサラダ。
大葉のドレッシングがさわやかでした。

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↑ローストビーフ

メインはローストビーフ。
これはランチコースにプラス料金が必要になってしまいますが、奮発しちゃいました。
目の前で銀色の丸いフタを開けて、シェフ自らかたまりのローストビーフから切り分けてくれるのです。
テンション上がりますね。
柔らかくておいしいローストビーフです。
付け合わせのポテトもグラタンみたいで私好みでした。

最後に、コーヒーか紅茶がついていました。

ブランチコース¥2,500 にローストビーフアップグレードが+¥500。
¥3,000のランチです。

たっかいですね。

でも、その価値はあると思います。
ヨーロッパにいる気分にさせてくれます。

この後、ウフィツィ美術館展へ。

上野の美術館は常に混んでて満足に観れない印象が強いです。
今回はそれほどでもありませんでした。
じっくり鑑賞することができました。

フィレンツェのウフィツィ美術館は2回行ったことがあるのですが、記憶にある絵はありませんでした(汗)

ビーナス誕生やレオナルドダビンチの受胎告知なんて来るわけないですからね。
本家ウフィツィは広すぎて途中で飽きてた気がしますし(汗)

上野にはビーナス誕生ではないボッティチェリの作品も来ています。
ビーナスと同じ顔でした。

宗教画が多かったです。
全体的に作品の雰囲気も似た感じでした。
イタリアルネサンスの作品を集めたものなので、そりゃ似てますか。

展示数が多く見応えがありました。

終了に近い時期だったのに、空いていて良かったです。






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チューリヒ美術館展

2014年10月31日

はじめまして。ぷーこです
先日ポーランド行ってきたので、そのことから書いて行こうとブログを立ち上げたのですが、
今日は国立新美術館で開催されている、「チューリヒ美術館展」に行ってきたので、
指ならしにそのことから書いて行こうと思います






行ったのは16時頃。
通常は18時までですが、金曜日だけは20時までやってるので、
この時間からでも余裕です。
チケットはコンビニで前売り券を買ってあったので、直接会場へ。

入り口には一人も並んでない…
すんなり入れました

音声ガイドは、進めなくなるので使わない主義です。
スルーして、作品紹介のチラシだけもらって中へ。

そこそこ人はいますが、やっぱり空いてます
しっかりじっくり鑑賞出来ました
混んでると、観たい作品が思うように見れなくて、結構ストレスなんですよね…
それが、いっさいなかった

入ってすぐ、ドドドーーーンっと、どでかいモネの睡蓮の池。
そしてロダンの彫刻。
隣の部屋にはゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ。
先にはムンク、ココシュカ、ピカソ、シャガール、ダリ…

ざっとあげただけでも、有名どころがずらり…

かなりの見応えで、大満足です。

個人的には、いつもは興味を示さない彫刻に魅力を感じました。

エルンスト・バルラハの「難民」に惹きつけられました。
なんかコンテンポラリーダンスのワンシーンのように、
動きにダンサブルな迫力を感じました。

最後の部屋にあった、アルベルト・ジャコメッティのひょろ長いブロンズ彫刻もおもしろかったです。
全部脚??みたいな。
ジャコメッティには、「矢内原伊作の肖像」ってスケッチもあったんだけど、これもひょろい。
骨格がどう考えても日本人じゃないよね?って突っ込みたくなりましたが、まぁ、作風ですよね。

突然出てきた日本人モデルの矢内原伊作さん、気になっちゃったので、wikiで調べちゃいました。
哲学者だそうです。ジャコメッティとはお友達だったようです。

ここ最近の美術館展では、内容も環境も一番よかったです



美術鑑賞の後はお食事

場所は六本木になるんですかね?
美術館を六本木方面の出口から出て左方向に進んで行ったトコのイタリアンレストラン
Gaston&Gasparへ入ってみました。

ワインもボトルが¥3,000〜と、六本木にしては、なかなかお手頃価格だと思います。
白ワインを頼んだのですが、名前がチウチウ。かわいい
ワインクーラーはビニールバッグ



 

お味はさっぱりしてて飲みやすかったです。割と好み

ゼッポリーニもありました
恵比寿のマルデナポリがなくなってから、食べられてなかったんです
ここのは、かなりボリュームありました。

タコ焼きじゃないです。⬇︎


ウニのリングイネも美味しかったです。
ウニはお皿の脇に別盛り。


他には、真鯛のカルパッチョ、エビのフリットをいただきました。
お通しのオリーブもおいしかったです。

次回、国立新美術館に来た時も、また利用しようかな

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